昨日6月20日はミドルシリーズの第4戦でした。大会に出る方にとっては勝負の日です。
僕はこの大会には参加してませんでしたが、僕にとっても勝負の日でした。
モータースポーツと並んで僕が行っている少林寺拳法の昇段試験でした。
今回のブログはクルマとは関係ないことで、長いブログになるので興味のある方は
ぜひ御覧下さい。
試験は特別昇格試験ということで正拳士四段の試験でした。
四段以上の試験は、自分の地区では受けることが出来ずに四国の香川県多度津町にある
金剛禅総本山少林寺に試験に向かいました。
僕が少林寺拳法を始めたのは丁度10年前のことです。
高校3年生の時でした。
この頃は血の気が多く、とにかく「単純に強くなりたい!」という気持ちでした。
そして、いろいろな格闘技や武道に興味を持ち調べました。
その中で空手の見学に行った時、たまたまその時は臨時の休みで練習をしてませんでした。
そして、近くで練習していると聞いた少林寺拳法を調べました。
特に広告も無く、連絡先が分からなかったのでタウンページで調べました。
恐る恐る、タウンページに書いてあった携帯の電話番号にかけました。
すると、快く体験入会で参加さしていただけることになりました。
そして、行った道場は小さい小屋・・・
教えに来てくれた先生は、見た目は決して強そうに見えない・・・
しかし、いざ練習が始まるとその先生の動きはいままで見たことのない物でした。
スピード、技のキレ、すべてにおいて喧嘩野郎とは全く別次元でした。
僕は、その日に入会を決めました。
その先生は、今も変わらず僕の師匠となる先生です。
しかし、その時僕は本当の少林寺という物を全く理解しておりませんでした。
ただ、速くて関節技で人を投げ飛ばす強い物という感覚しか持っていませんでした。
少林寺を始めて、初めての昇級試験で、「学科」というものがあることを知り、座学の勉強を
行いました。
その学科は、相手を倒す方法や戦術といったものではありません。
半ば宗教的な文学です。
何故、強くなるために学科が必要なのかと思いました。
でも、学科を勉強しなければ試験は通らなかったので、しっかり勉強しました。
しかし、ここに少林寺拳法の秘儀があるのです。
ただ単に強くなるだけれあれば、学科は必要ありません。
きっと、空手の方が突きや蹴りをよく練習するので、強い攻撃は出来るでしょう。
柔道の方がしっかりトレーニングを行いますし、相手を投げ飛ばすことはうまいでしょう。
でも、僕は少林寺拳法を始めて本当に良かったと思いました。
(本当の深い意味での少林寺を始めてよかったと思えたのは、社会人になり落ち着き始めてからの話ですけどね・・・)
それと、決して空手や柔道を否定しているわけではありません。どちらも本当に優れた武道です。
僕には少林寺拳法があっていただけです。ご了承下さい。
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少林寺拳法の学科の一部
・力愛不二
力と愛は二つが重なって一つのものとなります。
力が強いだけではただの暴力です。
ただやさしいだけでは、実際に人を助けることは出来ません。
人に立ち向かえる勇気と力、そして、人を思いやる慈悲心が重なり合って
初めて人の役に立ち、助けることが出来るのです。
その為に、修行し、肉体を強化するのです。もちろん肉体の強化だけではなく、
利口な考えといったことも力だと思います。
そして、それを何のために使うのかということを良く考えることが一番大切なことです。
本当に強い人間は、この力と愛の両方ともを身に付けている人なのです。
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このような、学科をいろいろと勉強します。
なので、今僕の周りにいる少林寺拳法の拳士は、師匠も、同志も後輩も
素晴らしい方ばかりです。
先に書いた先生を始め、本当に頼れるいい仲間が出来ました。このタウンページからの
出会いは、これまでの自分にとっても、これから先の自分にとっても素敵なものになっていく事だと
思います。
話はかなり飛びましたが、昨日6月20日の試験では、緊張でいままで練習してきた成果を存分に
発揮できたかどうかは分かりませんが、試験には通ることが出来、無事四段の試験を
通ることが出来ました。
まぁ、試験官にはかなり注意されましたが・・・
今回、共に試験行ったKさんは指の骨を折りながらもお互いの為に、
僕に気を使わせないように、一生懸命練習してくれました。
少林寺拳法で、指の骨を折るということは大惨事です。
お互いなかなか時間が合わずに練習時間は合間合間の時間でしたが、
その時間を有効に使い練習することが出来ました。
昨日の帰りにはKさんの指は腫上がり、色も変わってました・・・
でも、Kさんも共に合格し、指のことなんか全く気にせず、喜んでくれました。
昨日の晩にはKさんの方から「ありがとう」という電話がありました。
僕の方こそ「ありがとう」です。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
これからも、こんな素敵な仲間を大切に、少林寺拳法を楽しんでいきたいと思います。

試験後、金剛禅総本山少林寺の開祖宗道臣先生の銅像の前で記念撮影。
さぁ、試験官の先生からはいろいろと注意されたし、また頑張って練習せんとっ!!